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【おかしの神さまに会いに行こう】

~中嶋神社の菓子祭りと絵本『おかしのかみさま』のご紹介~


春の豊岡に、甘くやさしい香りが広がる季節がやってきました。兵庫県豊岡市三宅に鎮座する中嶋神社では、毎年恒例の「菓子祭り」が今年も開催されます。


2025年の開催日は、4月20日(日)9時~16時。

全国でも珍しい“お菓子の神さま”をお祀りするこの神社には、毎年多くの菓子業界関係者や地元の親子連れが訪れます。


中嶋神社に祀られているのは、田道間守命(たじまもりのみこと)

古代、天皇の命を受けて甘味を求めて常世の国(現在の中国ともいわれます)へ旅立ち、「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」=橘の実を持ち帰ったとされる人物です。その忠誠心と優しさは、時代を超えて「おかしの神さま」として大切にされています。


この田道間守命の伝承をもとに、絵本屋.comではオリジナル創作絵本『おかしのかみさま』(作・サトウヒロシ)を制作しました。



絵本では、主人公“たじまもり”が遠い世界を旅し、さまざまなお菓子と出会いながら、「誰かを想う気持ち」がいちばんの“甘さ”であると気づく物語が描かれています。

子どもたちにはもちろん、大人にも深く届く、やさしくあたたかな一冊です。


現在、この絵本『おかしのかみさま』はAmazonで好評販売中。

菓子祭りに参加する前に読んで予習として楽しむのもおすすめですし、祭りのあとにゆっくりと物語を味わいながら、余韻に浸るのも素敵な楽しみ方です。


●菓子祭りの見どころ

4月20日当日は、全国から奉納された美しい和洋菓子が境内にずらりと並び、「お菓子への感謝」と「産業の繁栄」が祈願されます。地元のお菓子屋さんによる出店もあり、親子で楽しめる春の風物詩として地域に親しまれています。


この春はぜひ、中嶋神社の菓子祭りへ足を運んでみてください。

そして、「お菓子ってなんだろう?」「やさしさってなんだろう?」そんな問いを、絵本『おかしのかみさま』とともに味わっていただけたら嬉しく思います。


甘いだけじゃない――

誰かを想う、やさしい春が待っています。








2015年11月からサービスを開始した、大人向け電子書籍絵本レーベル。大人が笑える、泣ける、癒されるといったピュアな感情を得られる絵本を所属の絵本作家陣と共に創作し、各種電子書籍絵本ポータルサイトで販売している。代表作のサトウヒロシ作「明日死ぬかもしれないか今お伝えします」はアマゾンキンドルストア総合ランキング第2位を獲得する大ヒット作(2018年12月にMBS「ちちんぷいぷい」に今井とサトウヒロシが生出演で作品が放送されている)絵本屋.comの一部の作品は海外でも人気を博し、中国、台湾、韓国、アメリカで紙書籍、電子書籍で流通している。

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